- IceWall製品の柔軟な拡張性
IceWall製品は柔軟な拡張性を持ち、UserExitルーチン(以下「UserExit」といいます)やMFA認証プラグイン(以下「プラグイン」といいます)の開発により、システムの要件に応じた任意の処理を追加することができます。
UserExitは、IceWall製品の各処理に任意の処理を追加することが可能です。 またIceWall MFAを利用する場合は、様々な認証方式をプラグインとして追加することができます。プラグインを開発することで、利用環境に合わせた独自の認証方式を追加することや、任意の処理を追加することができます。
SCCは、多種多様なUserExit開発・プラグイン開発の実績を持ち、お客様のご要望にお応えすることができます。






ApacheなどのWebサーバーはクライアントとの通信量を減らすため、zip圧縮のコンテンツを取り扱うことができます。
IceWallは、バックエンドWebサーバーのURLを変換する都合上、圧縮コンテンツの利用を制限しています。このような場合に、IceWallの拡張機能として圧縮・伸長を行う機能を開発することでURLを含むコンテンツのzip圧縮を利用することができます。
圧縮コンテンツを伸長後、URL変換等を実行し、再圧縮します。通信データが圧縮されることで、ネットワーク負荷軽減等のメリットを得ることができます。
(図をクリックすると拡大図を参照出来ます)
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IceWallは、Webサーバーから送信されたコンテンツをクライアントに返却する際、受信したHTTPステータスコードとコンテンツを合わせてクライアントに送信します。
IceWallの拡張機能として、Webサーバーから特定のステータスコードを受信した場合に、個別画面をクライアントに送信することができます。
これにより、Webサーバー側で画面対応が難しい場合にも、クライアントに送信する画面を柔軟に変更することができます。
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IceWallは、Webサーバーに対して、認証DBに登録されたユーザー情報をHTTPヘッダーで連携することができます。
Webサーバーの仕様によって、IceWallから情報継承するHTTPヘッダーのフォーマットを変更することができない場合、IceWallの拡張機能として、IceWallにログインする際に使用するユーザーIDやパスワード、認証DBに登録されたユーザー情報を加工・整形して任意のフォーマットでWebサーバーに情報継承することができます。
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IceWallから、Webサーバーに対して情報継承が可能なデータは、認証DBに登録されているデータそのものであるため、データを加工して連携することはできません。
IceWallの拡張機能として、認証DBに登録されたデータを暗号化してWebサーバーに連携することができます。これにより暗号化したデータを使って、自動FORM認証に利用することや、Webサーバー側の処理に利用することができます。
※Webサーバー側でデータを復号化する処理が実装されている必要があります。
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Webサーバーは、ユーザーがログインしたことをリアルタイムに把握する手段はありません。IceWallの拡張機能として、ユーザーがログインしたことを個別のアプリケーションに通知することができます。
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通常、IceWallは認証モジュールに設定した認証DBに登録されたユーザー情報を利用して認証処理を行いますが、IceWallが利用する認証DB以外にユーザー情報が登録されているActiveDirectoryやLDAPも併用する環境下の場合、プラグインからActiveDirectoryやLDAPに対してバインド認証を行い、その認証成功の結果をもってIceWallの認証を認証済みとすることができます。
(図をクリックすると拡大図を参照出来ます)
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